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| 名尾和紙の由来 名尾和紙の名は古くから広く知られていますが、その由来をたどれば今から三百年以上前にさかのぼり、元禄年間納富由助翁が筑後の構口村に行き僧日源のもとですいて作る(漉造・すきづく)製紙法を五ケ年の歳月をかけて習得、元々山地で農業の生産性も低いこといから、製紙業を全村挙げて広めたのが始まりです。 その後、器具の改良及び技術の向上に当りその振興に力めたので名尾紙の品質や生産量は九州製紙業界にその名を知られるようになり「名尾和紙」として名尾の名を高めました。 |
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名尾和紙の出来るまで
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![]() 1.「梶栽培」楮の原料である梶の木、有機肥料を与え栽培する 2.「梶刈り取り」1月〜2月にかけ落葉した梶の木を1本1本切りそろえ背丈ほどに束ねる |
![]() 3.「梶蒸し」束ねた梶の木の皮をはくため、 直径1.5mの大釜に入れ2時間蒸す。 |
| 楮の原種-「梶」 和紙と言えば楮や三椏が有名ですが昔は材料として梶が広く使われていたようです。 近年になって書き易い洋紙(パルプ紙)が登場し、和紙でも細く繊細な繊維を持つ楮を梶に変わり広く使われるようになったようです。現在では原種の梶は使用も栽培もここ名尾近辺だけと言われています。 |
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![]() 4.「皮はぎ」蒸した梶を熱いうちに1本1本ていねいに皮をむく |
![]() 5.「梶干し」皮をむいた梶を天日で乾燥し、1年分を保存する。 |
| 1年単位の和紙作り 1年分保存していた梶は十一月ぐらいまでに使い切ってしまいます。翌年より梶の収穫、仕込みをやり三月後半から和紙漉きを再開します。冬場12月から2月ぐらいまでは和紙制作はやっていません。この間は作りためた和紙の販売と名尾近辺の風物、干し柿作りが始まります。 |
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![]() 6.「梶ふみ」三〜四日間、川で汚れを洗い流して晒します。水や太陽の日で自然に白くなるので天気の良い晴れた日を選んで行います。 |
7.「黒皮取り」川で洗い流せなかった黒皮や芽などを包丁で1本ずつていねいに取り除き白皮にする。
8.「梶煮」 (しゃじゅく) 白皮を大釜で煮て、柔らかくする。 |
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![]() 9.「梶洗い(チリ取り)」 煮上がった梶を水につけ、黒皮の取り残しや不純物を取り除く。 10.「打解」繊維をほぐすために、1時間たたき、かくはん機で繊維状にする。 |
11.「紙漉き」漉き船とよばれる水槽に、水・原料・トロロアオイという植物から取り出したねりを調合し、紙を漉く。漉いた紙を、1枚づつ積み重ねていく。 |
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![]() 12.「圧搾」積み重ねた紙を1日かけて圧搾し、水を絞り出す。 |
![]() 13.「紙干し」圧搾した紙を1枚づつ、乾燥板に貼り、乾燥する |
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14.「選別 」出来上がった紙を1枚づつ選別しそろえる。 特に提灯用や金屏風用の和紙として出荷される. |
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